プログラミング
小中学校で2020年から必修化
2020年度より順次施行される学習指導要領(新学習指導要領)では
2020年度からは小学生が、2021年度からは中学生が、2022年度の高校1年生から「プログラミング教育」が必修化されます。
2020年度からは小学生が、2021年度からは中学生が、2022年度の高校1年生から「プログラミング教育」が必修化されます。
世界各国でプログラミング教育が必修化
情報化、グローバル化が急速に進む知識基盤社会にあって、未来を担い 21 世紀を生き抜く児童・生徒のため、プログラミング教育の必修化が推し進められてきています。中でもイギリスでは、2014年から、5歳~14歳までのすべての子どもが、週1回の「Computing(コンピューティング)」という授業の中で、プログラミングを含めコンピューターサイエンスについて学ぶようになっています。アメリカでもオバマ前大統領が一般教書演説のなかで優先課題の1つとしてSTEM教育を取り上げるなどし、毎年多くの予算が投入されています。人工知能のプログラムが世界のトップ囲碁棋士に勝ったことは記憶に新しく、2045年にはコンピューターが人間の力を超えるとも言われています。そのような認識の中でコンピューターサイエンスやプログラムについての教養がこれからを生きる子どもたちにとって必要な力として世界的に関心を集めているのです。その流れは日本でも同じでしょう。
そもそもプログラミング教育とは
必修化と言ってもプログラマーを育成するわけでも、コーディングを学ぶわけでもなく、「プログラミング」という教科ができるわけでもありません。これからどのような仕事に就いたとしても求められる普遍的な力としての「プログラミング的思考」を学んでいこうというのが今回の必修化の目的です 。
「プログラミング的思考」とはプログラミング教育の目標を文部科学省は「プログラミング的思考」としています。プログラミングでは、物事を分析・細分化し順序立てながら組み立てて、過不足のない明確な表現で指示を出していきます。こうしたプログラミングに必要な論理的な考え方は他にも応用がきく力ですプログラミング教育により論理的に考えて問題を解決する力が高まることが期待されています。プログラミング的思考を身につけて、学び方を知っていれば、たとえどのような変化があっても、その後はその都度必要なものを学んで、活躍できるようになります。
「プログラミング的思考」とはプログラミング教育の目標を文部科学省は「プログラミング的思考」としています。プログラミングでは、物事を分析・細分化し順序立てながら組み立てて、過不足のない明確な表現で指示を出していきます。こうしたプログラミングに必要な論理的な考え方は他にも応用がきく力ですプログラミング教育により論理的に考えて問題を解決する力が高まることが期待されています。プログラミング的思考を身につけて、学び方を知っていれば、たとえどのような変化があっても、その後はその都度必要なものを学んで、活躍できるようになります。